およそ誰も興味ないAmazon Music UnlimitedとGoogle Play Musicの音質比較レポートをお送りします。


それぞれダウンロードファイルで比較、GPMは音質選択があり最高音質、AMUは選択肢なし。
曲は、赤い公園「闇夜に提灯」
ギターに激しいトレモロが掛かってたり、一回しか出てこないSE音があったりで多彩な音が詰め込まれてて比較に良さそうな一曲。
再生機器はiPod touch第6世代にイヤホンは韓国のmuix ix1000 イヤーチップはcomplyに変更済。
GPMの方が各楽器の場所(定位)がハッキリしており、音の立ち上がりやキレが良い。これは必ずしも好評価とは言い切れずメリハリがあり過ぎるので疲れる音とも言える。なんつうかフュージョン向き。
各楽器のサイズ(音像)は同じくらい。
AMUの方が少し各楽器が近くて前にいる感じ。横の広がりもAMUの方が少し広い。一方縦方向の広がりはGPMの方が広い。
楽器が近く感じるのはAMUだけどボーカルが近く感じるのはGPM。音の立ち上がりがいいので、息継ぎやディレイ音などもちゃんと聴き取れるのがGPM。対してAMUはボーカルが楽器に馴染むように処理してる。悪く言えば埋もれてる。
ハッキリ違うのは低音バスドラム。
GPMが太鼓をクッキリ描く分、重心が高いのに対して、AMUは輪郭は曖昧ながら気持ちよく沈ませて面で押し出す印象。例えるならBOSEの低音に近いのがAMU。大抵の音楽はAMUスタイルの方が聞こえがいいはず。この辺もAmazonあざとい。
シンバルなど高音の綺羅びやかさ、抜けの良さは両者変わらず。いい方で拮抗してればいいんだけど不得意といった感じ。
暇があれば他の曲でも試してみるけど大体こんなもんだろう。
音場からは以上です。
※アイキャッチ&記事TOP画像はSplitShireによるPixabayからの画像