参戦10回の信者が教えるタワーオブパワー ライブ予習法

   2017/08/19

プロローグ:ビアフェス in 六本木

もう一ヶ月以上前になるけども5/21にタワー・オブ・パワーの東京公演を六本木のビルボードライブ東京に観に行ってきた。

数年ぶりだけど10回目くらいか。いやもっとかな?
ここ数年は誘ってもらっても予定合わず断念していた。しかし俺は舞い戻ってきたのだ!!

この時の感動とともに、これからタワー・オブ・パワーを聴く、特にライブに行くに向けて聴いていこうという方の為にお勉強の方法をお伝えします!

奇しくもその日六本木ミッドタウンではクラフトビールフェスティバルが開催されていた。なんて日だ!飲む以外の選択肢がないじゃないか!!

開場30分前に着き、既に飲み始めていた仲間たちに合流する。ぷはーっ!うまいっ!青空の下での一杯目は格別だ!

空きっ腹に程よくビールを注いで会場へ向かったのでした。

タワー・オブ・パワーってどんなバンド?

タワー・オブ・パワーは今年2017年で49年、来年は遂に50周年を迎えようという世界遺産的ソウルバンドだ。

通称T.O.P. アメリカ カリフォルニア州オークランド出身、ホーンセクションを擁し、賑やかなブラスセクションとノリノリのリズムに乗って盛り上がる最高にハッピーなライブバンドだ。

メインボーカルがいるが、ホーン隊も、他の楽器も、まぁよくみんなで歌う。スキあらば歌う。ここハッピーポイント。

ホーン隊はトランペット2本、テナーサックス2本、バリトンサックス1本が基本構成。これ以外にもフリューゲルホーン、トロンボーン、アルトサックス、フルートなどなど様々な管楽器が登場する。

ベース・ドラムのリズム隊は唯一無二のスタイルで、手数が多くリズムが複雑、そして切れ味鋭い。特にオリジナルメンバーの2人は、音楽雑誌でリズム隊ランキングが行われると必ず上位にランクするほど評価が高い。

このリズム隊の上にカッティング中心のギター、オルガンなどが重なっていく。

ボーカルは2000年代に入ってからはずっと黒人かな?白人が担当してた時期もあるが黒人のソウル色強〜い歌声がこのバンドにはマッチする。

こんなハイテクな人たちが、大合唱大騒ぎの白熱ライブを繰り広げる。こんな感じ。

第1次黄金期は70年代前半

T.O.P.の最初の黄金期は’72年の2ndアルバム「Bump City」、’73年の「Tower Of Power」、’74年の「Back To Oakland」の3作品と言われることが多い。確かにこの頃のアルバムは勢いがあって野心的な香りがする。

 

初めて聴く人は全員黒人の「ザ・ブラック・ミュージック」に聴こえるかもしれない。ブラック・ミュージックが好きでレコードを集めたりしている人は気に入ると思う。

一方でやっぱりブラックミュージックではなく、タワー・オブ・パワーという独自の音楽だなと思うのは、リズム隊の打ち出しがしっかりしていて、ブラスセクションも前に出ている点。

バンド全体がステージの一番前に出てきて大きな波を作っているような。同時期に活躍してたブラック・ミュージックの代表格SLY & THE FAMILY STONEと比較するとやはり結構違う。

Bump City



Tower Of Power


Back To Oakland



 

この3枚はどれもオススメだけれども、ライブを観に行くための予習だとしたら、その前に聴いてほしいアルバムがある。それはもう少しあとで紹介します。

 

低迷期を支えたHuey Lewis

T.O.P.は、80年代に入ってエレクトロニックなサウンドやMTV受けするポップ、ロックが流行り、彼らの音楽性ではアルバムを出せない状況に陥った。

そこを救ったのがHuey Lewis & THE NEWSで80年代に売れたヒューイ・ルイス。

超名作映画「バック トゥ ザ フューチャー」のテーマ曲”The Power Of Love”で一躍スターになった。

あの曲の頭から入ってくるブラスセクションはライブにおいてはT.O.P.ホーンズ。映画のエンディングテーマ曲”Back In Time”もこのタッグで演奏されている。どちらも未だにふと思い出し聴きたくなる名曲。

Huey Lewisはアルバムにおいてもライブにおいてもタワー・オブ・パワー・ホーンズを重用しまくった。

CDの解説かなんかで読んだのだけども、ヒューイは自分たちのアリーナやスタジアムライブ出演にはTOWER OF POWERを会場近くのライブハウスに出演させる事を条件として、世界各地を回っていたという。

尊敬する先輩バンドにその腕前を披露する場を切らさないようにして、いつかシーンに返り咲く事を夢みて、という美しい話だなー

これはかつてHuey Lewisが70年代、CLOVERというバンドにいた時代、アイルランドのロックバンドTHIN LIZZYに世話してもらい、ライブに出してもらってたという話と無関係とは思えない。

そんな80年代を過ごした後、TOWER OF POWERは復活し、再び黄金期を迎える。ヒューイ様様だね。

一方、Huey Lewisは90年代に入ってレコード会社とのトラブルもあり、現在は一線を退き時々楽曲を発表している状況。。。

それでも日本ではウドー音楽事務所が頑張って呼んでくれてて、今年2017年11月に4年ぶりの来日公演がつい先日発表されたばかり。観に行く、行くぜー

 

次ページでは「低迷期を乗り越えて訪れた第2次黄金期」「T.O.P.はブラック企業!?」を紹介

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