先日同僚と青山一丁目辺りをテレテレ歩いていた時のこと。
レコード会社の前を通りかかったのをキッカケにレコード会社移籍の話から始まって思いのほか盛り上がったので多少脚色してお送りしようと思います。
僕はプロフィール画像があるんでいいんですが同僚を勝手に顔出しするわけにいかないので、我が家の愛犬を使わせていただきます。
よくビジネス記事で『会社名や肩書で勝負するな、お前自身で勝負しろ』的なのあるじゃない?ミュージシャンなんてまさしくそれなんじゃないの?だから移籍のニュースなんて心底意味ないと思うんだけど
でも話戻すと、やっぱりレコード会社移籍のニュースは意味不明。イチローのバットがどんな素材でできてるかの方がよっぽど有益な情報だよ
レコード会社なんだかレーベルだかマネージメント会社だかわからないけど、多少の変化は起きるよ。共演やゲスト参加、フェス出演なんかでジワリジワリと『ああ、移籍したからこんな展開もするようになったのね』ってのはある
彼女は1999年デビューの時からレーベルはソニー系のエピックレコードだったんだけど、2011年にユニバーサルに移った。そしたらシングルの発売ペースがガクッと落ちたね
5thシングル “Girl’s Night” (2001)
当時16歳。アメリカンスクールに通う女の子が自然体でR&Bを歌い踊ってて日本人には到底届かない遙か高いレベルのアーティストが既に完成している。
そんな劣等感をチクチク突かれてた同世代のアーティストも多かったはずだ(100%推論)
その後、2015年にレーベルはそのままだけど所属事務所がエグザイルのLDHになったのね。
そしたら露骨に変わった。安室奈美恵との共演シングル “REVOLUTION”が出てもちろん話題に。彼女のライブにもゲスト出演してこの曲を歌った。クリスタル・ケイの曲なのに安室奈美恵のライブに呼ばれて行って共演ってのが少々寂しいけども。
そして現在は、エグザイルの面々との共演、フェス出演とすっかり準構成員だね。LDHのブッキング力の強さがうかがえるよ
31stシングル “REVOLUTION” (2015)
せっかくの共演をなんでこんな曲にしたんだろうと首をかしげる。
クリスタル・ケイの持ち味であるタメのあるリズムが活かされていないところに、後から入ってくる安室奈美恵に完全に風格負けして持ってかれる展開。サビでのハモりや掛け合いもなく2人でやる必要あるのかと。。
変わったんてんならもっと前だね
それまでは和製ジャネット・ジャクソンを目指してる玄人受けするR&Bシンガーだった。J-WAVEリスナーは曲も知ってるけど、普通の音楽ファンは名前くらいしか知らない的な。
そこから路線変更してポップでわかりやすいメロディのこの曲を受け入れた事でクリスタル・ケイの今のポジションができ始めた。ほぼデビューの頃からファンやってる立場としては丸いな、というかこの曲クリスタル・ケイじゃなきゃいけないかな?と思う曲がどんどん増えていくんだよね
17thシングル “恋に落ちたら” (2005)
間違いなくいい曲。しかしカラオケで歌いやすいように作られたカクカクしたメロディはクリスタル・ケイが歌うべき曲なのか。
間違いなくいい曲。でも・・・でも・・・
レコード会社がどうこうよりも君はクリスタル・ケイが大好きで大好きで今の路線が気に入らないんだね
例えばとか言ってたけど最初からクリスタル・ケイの話するつもりだったんでしょ?
こんなまだろっこしいことしないで、最初からクリスタル・ケイの過去・現在でブログ一本書けばよかったんじゃないの?
というクソみたいな着地で、いつか書かれるだろうクリスタル・ケイに捧ぐブログに続く、のでした。