著しい成長に感服 BAND-MAIDツアー最終日に行った

   2017/08/19

行ってきましたよBAND-MAIDツアー最終日。場所は恵比寿リキッドルーム。
仕事が長引いて会場に着いたのは開演の19時過ぎ。ワンドリンクを受け取って一番奥に陣取り、場所が決まったかなって時にライブ開始というバタバタな導入。

 

先に総括を言ってしまおう。
ツアー初日と最終日のチケット買っといて良かった。この一ヶ月での彼女たちの成長がはっきりわかった。
バンドの演奏には余地ができ、観客を掴んで最高潮に連れ出す場の支配力は大いに増していた。

一曲目の “Don’t  you tell me” から全開、最高潮だった。

 

 

 

特に改善含めて成長著しかったのはギターKANAMI。
初日では音が落ち着かず何度もギターを代えていたが今日は赤のPaul Lead Smith一本だったかな?音が安定してたから自信を持って弾けていた。パフォーマンスを忘れずに丁寧に弾き切る姿には感動しましたよ。

 

音色もこのツアーの間に調整したように感じた。ディレイはなり過ぎず、抜けの良い音を基本としつつも、雰囲気で駆け抜ける場面の音色は上手に響かせていた。

 

会場の特性もバンドに向いていたと思う。鶯谷の東京キネマ倶楽部と比べて遥かにハードロック、メタル向きな腰を落としたスピーカー、PAのサウンドメイクだった。むしろ低音が暴れ過ぎてバスドラムやベース、時にはタムまでボワついていた。その分押し出しは強く思わず拳を振り上げてしまう空間が完璧にできあがっていた。
ドラムサウンドは曲によってかなり音色を変えていたのでPAとのコンビネーションも奏功していたと察する。

 

昨日やるのかやらないのかと挙げた3曲はなんと全て披露された。

 

まずは “CROSS”
ボーカルメロディが主役で起伏激しい割に曲のテンポが速く、場面の切り替えが難しいんだよなと思いながらスタジオ盤を聴いていたが、ライブでは少しテンポアップしていたかな?スタジオ盤よりもさらに切り替えの忙しい曲になってしまっていた。
サビでギターKANAMIがハイポジションのパートを弾くので、代わりにもう一人のギター小鳩がコードバッキングを支えなくてはいけないんだが、前回同様随分と音量が小さくて結果迫力に欠けてしまっていた。もう何回かステージでやってったら答えが見つかりそうだけども。

 

次に最新シングル “Daydreaming”

これはリキッドルームの高品質なライティングが彩って非常に良かった。
オルタナ系の大きなビートがちゃんと奏でられ、ボーカル彩姫と小鳩の歌がきらめき、会場にいる全ての人たちの心を奪っていた。
これからも爆走するセットリストの中ここぞという時に挿し込んでライブの幅を広げてもらいたい。

 

最後に “モラトリアム”
ドラムAKANEの迫力のツーバスが特徴のテクニカルで激しい曲。やらないかもと思ってたけどもやりましたね〜

 

前述の通り強烈にボワついていた低音が観客の胸を圧迫するこの会場では正直言って細かい音どころか多くの音がよく聴こえなかった。が、この曲の後半での大合唱で彩姫は手ごたえを感じたんだと思う。今日一番の笑みがこぼれていた。

 

その他もトピックに事欠かない。

 

前半4曲目かな?の “Take Me Higher!” ではギターサウンドの変化があった。ツアー初日では他の曲同様のかなり歪んだディストーションサウンドでそのまま弾いており「うーん」と思っていたが、今日は原曲よりも歪みを落としたクランチ気味な音色で、曲に適度な隙間を作ることに成功していた。
アレンジも手が入っていた。ギターとベース交互のソロ回し。ベースMISAがスラップでも確かな実力があることを見せつけた瞬間だった。

 

ツアー初日ではアコースティックバージョンで披露された “YOLO” は原曲通りのバンドサウンド版で聴かせてくれた。

少しテンポが速すぎるかなと感じたが、彩姫のボーカルはそれに釣られる事なくメロディを1つ1つ置き、詩を聞かせた。ギターKANAMIの両手タッピングソロもバシッと決まり完成度高い演奏だった。

 

今回のライブセットリストには彼女たちを海外から評価させた出世曲 “Thrill” が無かった。
本日時点でyoutubeで480万回再生されている看板曲を外すことにした真意はわからないが、セットリストから考えると、バラードではないのにライブの流れを止めるように挟まねばならない、そんなテンポも曲調も他とは異質である本曲を悩んだ末に外したのかもしれない。

ロックバラード “Before Yesterday” も同様の判断から外されたのだろうと思う。

 

それくらいツアー最終日の今日は流れが完璧で、かつノンストップな構成になっていた。

 

その集大成がラスト2曲、”you.” と “secret my lips” に現れていた。

 

“モラトリアム” の大合唱が “you.”ではさらに大きなものになった。この曲もバックの演奏がタイトでリキッドルームの今日のコンディションには不向きな面があるが、そのハンデをものともせず、彩姫が歌い、小鳩がコーラス、そして観客との大合唱を作り上げた。

 

“secret my lips” はこのバンドに愛されている曲であることがよくわかる。
今日の演奏は遂にスタジオ盤を超えた出来だったと断言できる。イントロのギターサウンドから歌の聴かせ方から、ベース・ドラムのコンビネーションから、最後のDメロ?まで全てが完璧だった。

 

BAND-MAIDのライブにアンコールはない。

 

最後の曲までで全力を出し切っている。一度楽屋に引っ込んで集中力切れた後、出直してまた観客に全身でぶつかるのはムリだよ、ということなんだろう。

 

7/21に シングル”Daydreaming” が発売され、9/24からは2回目のワンマンツアー開催が発表された。

 

関東圏は最終日の11/24新木場STUDIO COASTのみだが今後追加公演が出る可能性はありそう。

 

しばらくはBAND-MAID不足に悩まされる日々になりそうだけども耐え忍びその日が来るまで生き抜いてみせますよ。

Related Post

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket