Jack Johnsonで酔う夏待ちの夜(またの名を入門曲集)

   2017/08/19

 

なかなか温かくならない。寒の戻りとかいうヤツだね。

夏になればベランダにデッキチェアを出して、ビール飲みながら一日をゆっくり振り返る、なんて時間を過ごせるのに、冬は家で凍えるのは最低だし、暖房つけて不自然な暖かさでぬくぬくするのもあんまり趣味じゃない。

 

せめて気分だけでも夏になってやれと、缶ビールをプシュっと開けてJack Johnsonに会いに行くことにした。

 

Jack Johnson(ジャック・ジョンソン)は、BEACH BOYS、そしてハードコアやパンクに寄っていたサーフ・ロックをすっかり変えて、自然・海・空・ゆっくりとした時間の流れをこのジャンルの象徴にした男。ハワイ出身のプロサーファーにしてミュージシャン。超シンプルなアコースティックソングでどんな舞台でも自然体のライブを繰り広げる男だよ。

 

ある意味Jack Johnson入門になればいいなと思い、この後を続けていこう。

 

まずはこの曲から行こう。一番好きな曲”Wasting Time”。

どうよ、このゆったり感。ピアノのZach Gillが途中から色々歌って挟んでくるし、一番の後のギターソロも緩~いし、二番はむしろZachがガッチリ歌ってるし。緩い、それが気持ちいい。

 

こんな感じの曲だからギター1本でやっても雰囲気が変わることなく、緩い、気持ちいい。

 

一人で弾き語りというと歌い上げの熱唱をイメージしがちだけども、Jack Johnsonがやるとバンドの時のグルーブ感を一切失うことがない。それにしてもこの優しい歌声。

 

「リクエストの曲をやるよ。Taylor?OK、やろう。バンド抜きでやるからみんな手伝ってくれよ、特にリクエストした君な」といって始めちゃう辺りにキュンキュンしちゃうね。

 

ジャック・ジョンソンが売れることで、同系のオーガニックなサーフ・フォーク・ロックとでも言うべきアーティストが次々と脚光を浴びた。彼らとの共演も見逃せない。というかそんなに珍しくない。彼らは普段から交流があるようだ。

 

Donavon Frankenreiter(ドノヴァン・フランケンレイター)やG-Love(Gラブ)は特に共演の多い仲間。僕がJack Johnsonのライブを観に行った時もG.Loveとのツアーだった。

 

その来日ツアーはたしか品川で観たんだけど、MCで「明日はオフなんで横浜に行こうと思ってる。この辺はいい波来てるかい?」と語ってて「横浜じゃサーフィンは厳しいぞ・・・」と言えなかった日本人ファンの奥ゆかしさが今でも忘れられない。僕もその一人だったわけだが。

 

 

そして忘れちゃいけないコラボ仲間がBen Harper(ベン・ハーパー)。

彼はサーフ・ロックというよりはブルース寄りのアーティストとして先に知られていたので、あまりJack Johnsonとともに紹介されることはないけど、意外と共演は多いし、いい演奏を残している。

 

 

最後にジャック・ジョンソンは本当にサーファーなんだぞ、という映像をお送りして終わろう。

 

サーフィンの映像もさることながら、このゆっったりと流れる時間・風景を味わってもらいたい。

 

都会の喧騒とは全く違う空間。ここでなければ彼の音楽は生まれなかったわけだ。近頃のJ-POPSはテンポがとても速くて展開が激しくて忙しい忙しいと叫んでるように聞こえてしまうけど、その対極にいるのがJack Johnsonの音楽かもしれないね。

 

どちらも音楽だし、どちらも現実。

ぼくらはその時の気分で選んでこれらの音楽を愛せる。最高じゃないか。

ビールがもう空いてしまった。次のビールを探しにいくので、今日はここまで。

夏が待ち遠しいね。

 

 

http://iriebeer.net/2017/02/10/post-146/

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